桃の節句
2023-02-27
「桃の節句」は、本来は「上巳(じょうし、じょうみ)の節句」といい、3月の最初の巳(み)の日を指していましたが、のちに3月3日に定まったそうです。
「桃の節句」と呼ばれるようになったのは、旧暦の3月3日の頃に桃の花が咲くことや、桃は魔除けの効果を持つとされてきたからだとか。
雛人形には、娘の厄を引き受ける役目があるため、災いがふりかからず、美しく成長して幸せな人生を送れるようにという願いが込められているそうです。
ひとつひとつに意味があると分かると、何気なくふれていた物事に、興味が湧いてきます。
大切なのは、子供の健やかな成長を願う気持ちです。行事に込められた思いを考える良い機会になると良いですね。